
梅雨時期や夏のじめっとした湿気にお悩みの方は多くいらっしゃるかと思います。
湿気による影響で、お家やご自身・家族の身体に不調をきたすことも…。
今回は、お家の湿度を下げる方法や湿度がなるべくあがらないための予防法をいくつか紹介いたします。
快適に過ごすためにも、ぜひ湿気対策を積極的に行ってみてください。
ー目 次ー
Toggle■湿度が高いためにおこる影響
1.カビや細菌などが繁殖しやすくなる
カビや細菌、ウイルスなどは高温多湿の場所を好みます。温度は25℃以上、湿度は70%以上でカビや細菌、ウイルスがいっきに増殖するといわれています。高温多湿の環境になりやすい夏場や、浴室やキッチンなどの水回りや窓際に発生しやすいので注意しましょう。
2.害虫が発生する
湿度が高いとダニやムカデなどの害虫が多く発生します。害虫にとって過ごしやすい環境は、気温が30℃前後、湿度が70%以上の場所。
梅雨時期から夏場にかけては特に注意しましょう。
3.身体に影響をあたえてしまうことも
前述の通り、湿度が高いとカビやダニが発生しやすくなるため、アレルギーを発症する可能性があるものです。カビやダニの死骸などのアレルゲンは、鼻炎やぜんそくを引き起こす恐れがあります。
また、気温と湿度の両方が高くなってしまうと体温調整が上手く行うことができず、体調不良や熱中症を引き起こす恐れもあります。
体調を整えるためにもやはり適度な湿度を保つことが大切なのです。

■湿度を下げるための方法とは
1.こまめに換気をしましょう
梅雨から夏場にかけてこまめに窓を開けて換気しましょう。窓を閉め切ったままにすると、室内に湿気がこもってしまいます。
換気の適切な回数は1〜2時間に1回、時間は5〜10分がよいといわれています。特に晴れた日の湿度が低い時間帯に換気することとをおすすめします。2ヶ所以上の窓やドアを開けて、空気の流れを作ると効率的です。
「雨の日に換気をするとかえって湿度をあげてしまうんじゃないの?」と思う人もいると思いますが、実は外よりも室内の湿度の方が高い場合もあるため、悪天候であっても換気をするのがおすすめです。
しかし雨が室内に入ってくるほど強い場合や、雨だけでなく風も強い場合は無理して換気する必要はありません。
2.除湿機や除湿剤を使う
除湿機や除湿剤を使えば簡単に湿度を下げることができます。
除湿機は部屋の広さに合わせたものでないとしっかりと湿度を下げることができないため、部屋の広さに合わせたものを選ぶようにしましょう。
持ち運べるサイズの除湿機であれば、脱衣所やクローゼット・押入れなどにも使用できます。
除湿剤はさまざまな種類があるため、用途や場所に合わせて選ぶことが重要です。
3.エアコンやサーキュレーターを活用する
エアコンやサーキュレーターも湿度を下げるのに大変有効です。
『除湿モード』があるエアコンであれば、湿度が気になるときに試してみてください。
夏で湿度だけでなく温度も下げたい場合は『弱冷房除湿モード』がおすすめです。湿度のみを下げたいなら『再熱除湿モード』を使用してみましょう。
ただしエアコンによっては専用のモードがない場合もあるため、事前に機能を確認してください。
またサーキュレーターで風通しをよくするのも湿気対策に効果的です。特に窓を開けて換気をする際に使用するのがおすすめです。
ポイントはサーキュレーターを窓の方に向けて風を送ることです。効率的に湿気を外に出してくれるのです。
押入れ・クローゼットなどの窓がない長時間密閉されていて湿気がこもりやすい場所も適度に風を当てることが大切です。
4.生活用品を利用する
①新聞紙を活用する
新聞紙は水分を吸収しやすい材質なため、室内の各所に使うことで除湿効果が期待できます。
置く際には、一度新聞紙をクシャクシャに丸めてから広げるのがポイントです。湿気を吸いやすくなって、より効率的に除湿できるのです。
また、水分を吸収することで除湿効果だけでなく消臭効果も得られます。
②重曹や炭を活用する
小びんに重曹を入れて湿気の多い場所に置くと湿気取りに役立ちます。下駄箱などでは、湿気と同時に臭いにおいも吸着してくれます。固まってきたら、クレンザーとして掃除するときに使えば無駄なく使えます。
また、炭も除湿アイテムとして活用できます。炭の表面には目に見えないほどの微細な穴が空いており、そのミクロ単位の穴が湿気を吸着します。リビング全体など広い部屋では難しいですが、押入の中やトイレ、クローゼットなど狭い空間で効果を発揮してくれます。
2週間に1度ぐらい、煮沸して天日干しすれば、何度でも効果が復活する、エコな除湿アイテムです。
③ペットボトルを凍らせて室内に置く
ペットボトルを凍らせて室内に置くだけです。冷えると空気中の水蒸気は水に変わる性質があるのです。
湿気が取り除かれ湿度が下がり、ペットボトルに水滴がたまったらタオルで拭くと再度湿気を吸収できます。

■湿度をあげないための予防方法
1.洗濯物の部屋干しを避ける
洗ったばかりの洗濯物を室内で干すと湿度を上げてしまう原因になってしまいます。乾燥機を使うなどして、なるべく室内に湿気を溜めないようにしましょう。
どうしても室内干しをする場合には、サーキュレーター等を使用して早めに乾かすように心がけましょう。
2.結露対策をする
結露の発生により、室内の水分量が増えて湿気につながることもあります。こまめに拭き取ることが有効的です。
結露対策の専用アイテムを使用するのもおすすめです。窓の下に貼り付けて結露の水を吸い込む結露吸収テープや、結露防止シートなどがありるので、気になる方はぜひ活用してみてください。
3.観葉植物はなるべく風通しがよく乾燥したところに置く
植物は、根から水分を吸い上げて葉から蒸散させます。土や受け皿の水からも湿気が発生するため、できるだけ風通しがよく乾燥したところに置きましょう。
4.除湿剤は可能な限り下に置いておく
水分は空気より重いため、湿気は下の方に溜まりやすい性質があります。
そのため、水を貯めるタンクタイプの除湿剤はできるだけ床に近い位置に置くことが効果的です。なお、除湿剤は形状や成分によって用途が異なるため、製品の表示をよく読んで使用するようにしましょう。
5.お風呂の湿気対策をする
お風呂場は家の中で一番湿気がたまりやすい場所です。湿気対策を怠るとカビが繁殖してしまうため、ニオイの原因にもなりやすいです。
浴槽に湯をためている場合は、フタをしめておくと湿気対策に繋がります。
他にも、お風呂から出たら換気扇をまわすなどして、湿気がこもらないように対策しましょう。
6.家具は壁と密着しないように置く
家具を壁に密着させると風通しが悪く、湿気の原因になってしまいます。その結果、お気に入りの家具にカビが生えてしまうということも…。
家具は壁と離して設置することで風の通り道を作り、湿気をためないように気を付けましょう。

■湿気を下げる方法・予防法を知って快適に過ごしましょう
湿度が高すぎるとカビやダニの発生や、身体への悪影響などが起こりますが、低すぎても風邪を引きやすくなったり、皮膚が乾燥したりなどの悪影響があります。
湿度が高い場合は湿度が40〜60%になるよう、換気を行ったり、除湿アイテムを使用して下げてみてください。
適度な湿度を保ち、快適に過ごしていきましょう。

■梅雨時期や夏場、寒い冬…と年中役に立つ『ガス衣類乾燥機 乾太くん』

<リンナイ総合商品情報サイトより引用>
「乾太くん」は、リンナイ㈱が販売している、ガス衣類乾燥機です。
ガスのパワーで短時間、経済的に、ふっくら仕上げることができるのです。
洗濯機からそのまま乾太くんに入れるだけで洗濯が完了。
屋内設置の場合でも本体上部の排湿筒から確実に湿気を屋外に放出するため、室内に熱気がこもることもありません。どんな時期でも快適な洗濯ライフに心強いアイテムなのです!最近は新築時に入れたい設備としても需要が高まっている機器なのです。
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