「湯冷め=冬の寒い日に起きるもの」と思っていませんか?
実は、福山市のように夏は蒸し暑く、冬は瀬戸内特有の冷え込みがある地域では、季節を問わず湯冷めが起こります。特に夏は、エアコンで冷えた室内との温度差や、汗の拭き残しによって体温が急に下がり、だるさや寝冷え、体調不良の原因になることも。
今回は、湯冷めの原因と、おふろ前・中・後にできる効果的な冷え対策を解説します。
ー目 次ー
Toggle■湯冷めはなぜ起きる?原因を解説
「湯冷め」とは、入浴で上がった体温が急激に下がり過ぎてしまう現象です。
人間の体には温度を感知するセンサー(温度受容体)があり、入浴によって体温が上昇すると、発汗や血管拡張によって熱を放散します。この働きが強すぎると、体温が下がり過ぎて湯冷めが起きるのです。
福山市では、
・夏は高温多湿で、冷房や扇風機の使用による室温差が大きい
・冬は底冷えする日があり、脱衣所や浴室が冷えやすい
といった気候条件が、湯冷めのリスクを高めています。

■おふろ前・中・後にできる効果的な冷え対策
■【入浴前】脱衣所・浴室を快適に
・脱衣所や浴室が冷えていると、入浴後に一気に体が冷えてしまいます。
・夏でもクーラーの風が入り込まないようにする、冬は暖房を利用するなど工夫が大切です。
■【入浴中】全身浴は10〜15分+マッサージ
・湯温は38〜41℃、全身浴は10〜15分を目安に。長風呂は体力を消耗し湯冷めの原因に。
・入浴中に軽くマッサージすると血流が促進され、冷えにくい体づくりに役立ちます。
■【浴室を出る前】手足に冷水をかける
・浴室を出る前に手足に冷水をかけると、毛細血管が引き締まり体温の放散を防ぎます。
・福山市の蒸し暑い夏には特におすすめの方法です。
■【入浴後】汗・水分を拭き取り早めに髪を乾かす
・おふろ上がりは汗や水分をしっかり拭き取りましょう。
・バスローブや吸水性の高いタオルを使うと効率的に体温を落ち着かせられます。
・濡れた髪は体の熱を奪うため、タオルドライ後はドライヤーでしっかり乾かしてください。
■【プラスα】湯冷め防止の生活習慣
・入浴後は常温水や白湯で水分補給を。冷たい飲み物は体を冷やしすぎるので注意。
・就寝前の入浴は寝る1〜2時間前がベスト。自然な体温低下が眠りを助けます。

■まとめ
暑い日でも、湯冷めは福山市のように夏は蒸し暑くエアコンを使う環境や、冬の底冷えによって起こりやすいものです。
「入浴前の準備」「入浴中の工夫」「入浴後のケア」を意識することで、体の冷えを防ぎ、快適なおふろ時間を楽しめます。
毎日の入浴習慣を工夫して、福山市での暮らしをより健やかに過ごしましょう。



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