ガスコンロの寿命は何年？故障前に知っておきたい買い替えサイン

長年使用したガスコンロは、見た目に異常がなくても内部部品が劣化している場合があります。
使い続けることで、次のようなトラブルにつながるおそれがあります。

経年劣化による思わぬトラブル
▶不完全燃焼の危険性
バーナーキャップの目詰まりや汚れは、不完全燃焼や点火不良の原因になります。
不完全燃焼が起こると、少量でも危険な一酸化炭素が発生する可能性があり、大変危険です。

▶突然の故障や不具合
経年劣化が進むと、
・急に火がつかなくなる
・使用中に火が消える
・ガス漏れを起こす
など、予期せぬトラブルにつながることがあります。

安全に使い続けるためには、買い替えの目安を知っておくことが大切です。

●ガスコンロの買い替えは10年前後が目安
ガスコンロの寿命は、製造から10年間※とされています。10年以上使い続けると、経年劣化により故障や思わぬ事故にいたるおそれがあります。

※一般社団法人日本ガス石油機器工業会の自主基準では、ガスコンロの設計上の標準使用期間は、製造から10年間とされています。この標準使用期間を超えて使い続けると、経年劣化により思わぬ事故にいたるおそれがあり、点検か機器の取り替えをおすすめしています。※標準的な使用頻度で適切に使用・維持管理された場合に、安全上支障なく使用できる設計上の年数をさしますので、使い方によっては、設計上の標準使用期間よりも早く劣化することがあります。

●外観から確認できる寿命のサイン
次のような症状が見られる場合は、注意が必要です。
□トッププレートのひび、欠け、割れ
□バーナーキャップのサビ
□点火つまみの亀裂
□グリル扉のひび、欠け、割れ
□ガスホースのひび割れ、硬化、変色
一つでも当てはまる場合は、早めの点検・相談をおすすめします。

●使用中に現れる寿命のサイン
使用中の不調も、買い替えの重要な判断材料になります。

▶火がつかない・つきにくい・途中で消える
電池を交換しても改善しない場合や、片方のバーナーだけ不調な場合は要注意です。

▶炎の色がオレンジ色・赤色・黄色
正常な燃焼時の炎は「青色」です。
炎の色が変わる場合、不完全燃焼の可能性があります。

▶異音がする
使用中や消火後に、これまで聞こえなかった音がする場合。

▶異臭がする
ガス臭い、こげ臭いなど、いつもと違うにおいを感じる。

▶鍋やフライパンの底が黒く汚れる
ススが付着する場合、不完全燃焼の可能性があります。

ガスコンロは、毎日の暮らしに欠かせない設備です。
だからこそ、「少しおかしいかな？」と感じた時が点検・見直しのタイミングです。

・10年以上使用している
・火やにおいに違和感がある
・見た目の劣化が気になる
このような場合は、無理に使い続けず、ぜひ一度ご相談ください。

広島ガス住設では、ガスコンロの点検から買い替えのご相談、最新機種のご提案・取替工事まで、トータルでサポートしています。
「これって寿命？」と迷ったら、お気軽に広島ガス住設までお問い合わせください。

ガスコンロの寿命は何年？故障前に知っておきたい買い替えサイン

■知っておきたい｜古いガスコンロで起きやすいトラブル

■思わぬ事故を防ぐために｜ガスコンロ寿命のサイン

■まとめ｜気になるサインがあれば早めのご相談を

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